保険の治療とは?
保険診療の治療費はすべて出来高制です。つまりひとつの治療行為につきいくらというように治療費が設定されています。その際、治療の質は考慮されません。大学出たての先生が治療しても、腕のいいベテランの先生が治療しても保険制度を利用する限り治療費は同じです。
世の中には腕のいい先生もそうでない先生もいらっしゃいます。そのために保険の治療費は最高の治療を行った際にかかる費用ではなく、平均的な(最高ではないが最低でもない)治療を行ったときにかかる費用を基に決められています。
つまり保険診療では最高の治療はできませんが(もし無理にやると医院が倒産してしまいます)、保険治療が最低の治療ということでもありません。あくまで平均的な治療であり、通常の生活ではそれほど不便を感じることはないレベルです。
あるが歯科クリニックの治療方針
基本的に、保険でできるものは保険内で行います。しかし、保険の治療は必要最低限の健康が得られることを目的としたものです。より良い治療を望まれる場合には、自費治療を選択したほうがいい場合もあります。
患者の皆様にお願いしたいのは、できるだけ治療に関するご希望を遠慮せずに伝えていただきたいということです。ご希望を伺った上で、どういった治療がご希望をかなえる上でベストなのか? どういった治療法を用いることで医学的に見て良い状態を保つことができるのか?を考える事が重要で、まず保険か自費かを決めることが先決ではありません。
そのために当院では、治療についてはすべて保険自費の区別なく可能な治療法の利点と欠点を説明させていただきます。その上でご自分のご希望にあった治療をご選択ください。
保険治療か自費治療か?
その最終判断を下すのは、歯科医師ではなく患者の皆様です。しかし判断のための情報がなくては最適な判断をすることはできません。そのために当院では判断のための情報をできる限りお伝えするよう心がけております。
保険でできることとできないこと
保険治療でできる範囲
保険ではできない治療
- インプラント
- 奥歯の白いかぶせ物
- 矯正治療
- ホワイトニング
保険でもできるが、自費に比べて欠点があるもの
- 前歯の白いかぶせ物
- 義歯
- 奥歯の白い詰め物