僕の意見では、優れた外科医というのは、単に手先が器用で、メスを上手に使って体を切る能力の持ち主ではないと思います。
むしろ、
「今すぐ手術が必要か」
「きちんと検査してから手術をすればいいのか」
「手術は必要ないのか」
が判断できる「頭の良さ」を持っているのが、本当に優れた外科医です。

岩田健太郎 「99.9%が誤用の抗生物質 医者も知らないホントの話」 光文社 2013

「歯を削る」ことも「手術」の一つです。
上手に削ることも大切ですが、「本当に削ったほうがいいのか?」を考えることはもっと大切です。